「京丹後での暮らし」って?

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「京丹後での暮らし」って?

京丹後市出身の夫を信じて移住した田中真利子さん

 

 第7弾は、京丹後市出身の夫とともに、神奈川県から引っ越してこられた田中真利子さんの「京丹後でのくらし」を紹介します。

神奈川県から京丹後に来て、あっという間に2年半が過ぎました。

結婚するときに、ゆくゆくは京丹後市に引っ越すという話ではあったのですが、主人の仕事の関係でその時期がかなり早まり、心の準備ができていなかった私は結構なショックを受けました。でも、引っ越すなら子供が小さいうちがいいだろうし、あれこれ想像しても不安になるだけだし、実際に行って暮らしてみなければわからないことばかりなので、とにかく行ってみよう!と前向きに考えてみることにしました。

ただ、両親や兄弟、友達と遠く離れることはとても寂しいし心細いので、主人には「とにかく私に冷たい態度はとらないで!私の味方でいて!」とお願いしていました。

敵なんて別にいないのですがねぇ‥

 

こちらに越して来てまずしたことは、歩いてスーパーの位置を確認すること。

免許を持っていなかったので‥

子供を抱っこしながらということもあり、1番近いところでも20~30分程かかりましたが、とりあえず歩いて行けることを確認して一安心。看板が見えるから近いんだなぁと歩いて行ってもなかなか着かない‥というのは、自動車学校に合宿で来ている生徒さんたちのあるある話だと、先生に伺いました。

高い建物が少ないから、空が広くて見通しが良いのですね。

 

 

子供を抱っこしながら、子供が歩けるようになってからは手を繋ぎながら、広い空を見るのがとても気持ち良かったです。

 お散歩をしていると、畑仕事をしているおばあちゃんやおじいちゃんに声をかけられたり、すれ違った学生さんが挨拶してくれたり、あたたかく優しい人達だなぁと感じました。

3歳になった息子は、パパに稲刈り機に乗せてもらったり、おじいちゃんにショベルカーに乗せてもらうのが大好き。こちらに来たからこそ、経験できることだなぁとしみじみ思います。

 

 越して来た当初は自分一人で行けるところはとても少なく、まだ歩けない子供と二人きりのことも多くストレスを感じることもありましたが、今では行動範囲も広がり友達もでき主人の両親も優しくしてくれて、とても恵まれているなぁ、有難いなぁと感じられるようになりました。

まだ、私が気づいていない魅力的なところがいろいろあると思うので、これからも楽しんで探していけたらと思っています。

 

 

 うまく田舎の良さをみつけ、子育てにも活かす田中さんの価値観は素敵ですね。京丹後での暮らしがもっともっと魅力的になりますように!

2018/12/17